ジャンプ作品の1つで、人気作品の『マッシュル』。2023年にはアニメ化されたことでさらに人気を集めました。
しかし、『マッシュル』には打ち切りの噂があるんです。『マッシュル』は本当に打ち切りになったのでしょうか、また、打ち切りの理由が気になりますよね。
そこで今回は、『マッシュル』打ち切りの理由?人気だったのになぜパクリすぎてひどいから? について解説していきます。
本記事でわかること
- 『マッシュル』は打ち切りになった?
- 打ち切りと言われた理由は?
- パクリすぎてひどい?
『マッシュル』は打ち切りになった?
結論!
『マッシュル』は打ち切りになっていません
『マッシュル』は2020年1月~2023年7月まで「週刊少年ジャンプ」にて連載された作品。
2023年31号にて最終回を迎えています。
内容的にも打ち切りのような終わり方ではなく、しっかりとまとまった内容で完結。
完結はしていますが、打ち切りではありませんでした。
では、なぜ打ち切りの噂が流れたのでしょうか。
次からは『マッシュル』が打ち切りと言われた理由について紹介します。
人気だったのになぜ打ち切りと言われた?
『マッシュル』は漫画ももちろん人気ですが、アニメ化されたことで更に人気が高まったと言える作品。
『マッシュル』が人気な理由は、とっかかりやすい、鬱展開がない、読みやすいという点が大きいと考えられます。
そんな人気作品だった『マッシュル』がなぜ打ち切りと言われたのでしょうか。
打ち切りと言われた理由を一つずつ紹介します。
- 読者アンケートのランキング
- つまらない
- 類似する作品がある
読者アンケートのランキング
『マッシュル』が連載していた「週刊少年ジャンプ」は、読者アンケートを元に掲載順を決定しています。
アンケート上位から順に漫画が載せられるシステム。
その為、アンケート結果=人気となるのです。
人気の無い漫画は容赦なく打ち切りとなると言われています。
『マッシュル』は、連載当初は上位にランクインしていたものの、低い時では21位まで落ちたことも。
低迷期が続いていた時期があった為、このまま打ち切りになるのではという噂が流れたようです。
つまらない
『マッシュル』の感想の中には、「つまらない」という声もあります。
実際のSNSでの感想をいくつか紹介します。
感想
- 主人公が強すぎて、つまらない
- ギャグがイマイチハマらない
- ココ最近のアニメや漫画作品の「テンプレ」を詰め込んだ、展開が予想できる
実際の感想の中には、「つまらない」というものがいくつかありました。
「つまらない」という感想のほとんどがギャグに対するもの。
「面白い」と評価する方も多数いる中、「つまらない」という意見が目立ってしまい、つまらないから打ち切りになるのではと考えた方がいたようです。
類似する作品がある
『マッシュル』は、設定やストーリー展開などで類似する作品が多々あると言われています。
その為、「パクリ」という声も…
また、類似する作品も一つではないことから、このまま連載を続けるのは難しいのではと心配した読者がいたことで打ち切り説が流れたようです。
『マッシュル』パクリすぎてひどい?
打ち切りと言われた理由の一つでも紹介した、類似する作品が多いという点。
実は「パクリすぎてひどい」という声も…
ここでは、パクリすぎてひどいと言われる部分について紹介します。
- 『ハリー・ポッター』の世界観
- 『ワンパンマン』のキャラ設定
- 『鋼の錬金術師』の1シーン
『ハリー・ポッター』の世界観
『マッシュル』は、魔法界がテーマの物語。
対する『ハリー・ポッター』も魔法界をテーマとした作品です。
『ハリー・ポッター』に対するパクリすぎと言われる部分は多数あります。
例えば
- マッシュが通う魔法学校の制服
- ドゥエロというスポーツが、クディッチと同じ内容
- 寮やシンボルマークがある
などです。
公式にはパクリではなく、オマージュとされていますが、あまりにも似ている部分が多い為、「パクリすぎ」という声があるようです。
『ワンパンマン』のキャラ設定
『ワンパンマン』はONEさんによる漫画作品で、様々な敵をワンパンで倒す主人公が登場。
『マッシュル』の主人公マッシュ・バーンデッドは、魔法が使えず、鍛え上げた筋肉を武器としています。
マッシュは作中で「敵をグーパンで倒す」と発言することがあり、このセリフが『ワンパンマン』の「ワンパンで倒す」という部分と似ていると言われています。
『マッシュル』の作者の甲本さんは『ワンパンマン』が好きと公言しており、影響を受けていることは間違いないと言えるでしょう。
『鋼の錬金術師』の1シーン
『鋼の錬金術師』は「月刊少年ガンガン」にて連載されていた作品で、錬金術が存在する架空の世界を舞台としています。
この作品には、「真理の扉」と呼ばれる異次元へつながる扉が登場。
対する『マッシュル』には「対価の扉」という扉が登場します。
まさにこの扉がパクリだと言われており、さらにその扉から無数の手が出て、扉の中へ引きずり込もうとする構図まで同じだった為、「パクリすぎ」と言われてしまったようです。
『マッシュル』は何巻まで発売されてる?
現在の発刊巻数
- 小説:全3巻
- マンガ:全18巻
※2024年7月までの情報です
『マッシュル』の単行本は、2023年10月に発売された18巻が最終巻となっています。
また、本作の外伝を収録したノベライズ兼ゲームブックとして制作された小説版は全3巻。
2023年10月にはファンブックが発売されました。
単行本は、2024年3月時点で全世界累計発行部数が1000万部を突破しています。
『マッシュル』作品情報
『マッシュル』 | 情報 |
---|---|
著者 | 甲本一 |
雑誌 | 週刊少年ジャンプ(集英社) |
連載開始日 | 2020年1月27日 |
受賞歴 | 「次にくるマンガ大賞 2020」11位 「全国書店員が選んだおすすめコミック2021」3位 「第5回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」8位 |
ジャンル | 少年漫画、ハイ・ファンタジー漫画、シュール・ギャグ漫画 |
累計発行部数 | 2024年3月時点で全世界累計発行部数1000万部を突破 |
『マッシュル』打ち切りの理由?人気だったのになぜパクリすぎてひどいから? のまとめ
記事のまとめ
- 『マッシュル』は打ち切りになった?
完結しているが、打ち切りではなかった - 『マッシュル』打ち切りと言われた理由は?
読者アンケートのランキング、つまらない、類似する作品がある、作者死亡ワードが予測変換に表示など - 『マッシュル』パクリすぎてひどい?
パクリと言われる部分もあるが、ほとんどがオマージュ
『マッシュル』は完結していますが、打ち切りではありませんでしたね。
打ち切りと言われたのは、読者アンケートのランキング、つまらないという感想があったことなどが理由のようです。
類似する作品が多いことで、一部からは「パクリすぎ」という声もありますが、公式からはオマージュであると公表。
「パクリすぎ」と言われたことが理由で打ち切りになったわけではなく、物語としてきちんと完結しています。
アニメ続編の制作が決定している『マッシュル』、今後の展開が楽しみですね。