『がっこうぐらし』は、「まんがタイムきららフォワード」にて、2012年~2020年まで連載されていた作品です。
2015年にはアニメ化、2019年には映画化するなど、人気を集めていました。
そんな『がっこうぐらし』ですが、実は、打ち切りになったと言われているんです。
さらに最終回がひどいという噂まで…
『がっこうぐらし』が好きな人にとっては、なぜそんな噂があるのか理由が気になりますよね。
そこで今回は、『がっこうぐらし』が打ち切りと言われる理由と、最終回がひどいのかについて解説します。
本記事では以下のことについてお伝えしています。
- 『がっこうぐらし』打ち切り理由は?
- 『がっこうぐらし』の最終回がひどい?
『がっこうぐらし』は打ち切り?
『がっこうぐらし』は、原作を海法紀光さん、作画を千葉サドルさんが担当した漫画作品。
2012年7月~2020年1月まで「まんがタイムきららフォワード」にて連載されていました。
単行本は全12巻で、2015年にはアニメ放送、2019年には実写映画化されました。
2020年1月時点でのシリーズ累計発行部数は280万部を突破しています。
日常系とサバイバルホラーを掛け合わせた斬新なストーリー設定が話題の作品。
そんな人気作品の『がっこうぐらし』には、打ち切りの噂がありますが、実際は打ち切りになっていません。
完結までが描かれた単行本12巻と、完結後のその後を描く『がっこうぐらし!〜おたより〜』1巻が発刊されています。
では、なぜ『がっこうぐらし』が打ち切りと言われているのでしょうか。
次からはその理由を紹介します。
『がっこうぐらし』が打ち切りと言われる理由は?
『がっこうぐらし』が打ち切りと言われる理由は、次の5つです。
それぞれ紹介します。
伏線の未回収
『がっこうぐらし』には、多くの伏線が張られています。
しかし、最終回を迎えても回収されなかった伏線が多くあった為、打ち切りになったのでは、と憶測が飛び交ったようです。
未回収のまま終わった伏線は
- 最初のヘリコプターが墜落した理由
- ランダル・コーポレーションの研究目的
- ゆきの制服の色の違い
などが挙げられます。
他にも「あれって何だったの」という伏線が多く残っており、未回収のまま最終回を迎えた為、読者が打ち切りと感じたようです。
急展開な終わり
最終回では、話が3年後に飛び、それぞれの登場人物がどのようになったのかが描かれました。
まだ謎が残ったままの状態で急展開の最終回を迎えた為、読者が打ち切りなのでは、と感じたようです。
他作品でも何年後かに飛ぶ展開はあります。
しかし『がっこうぐらし』の場合、謎が謎のままだったり、途中でキャラや設定に矛盾が生じていた為、急展開な終わりを迎えたことが打ち切り疑惑が出た要因だったようです。
連載雑誌のジャンルと違う
『がっこうぐらし』が連載されていた「まんがタイムきららフォワード」は、萌え系や日常系の漫画を多く連載している雑誌。
『がっこうぐらし』の内容はゾンビが登場する世界で、わずかに生き残った女子学生たちが学校に立て籠もって生活し、日々を過ごすというサバイバルとホラーの要素が強い内容です。
ゾンビや、死者が描かれるシーンが度々登場する為、雑誌のジャンルと少し離れていると感じる人もいたようです。
「まんがタイムきららフォワード」での長期連載は難しいのでは、と思った人が打ち切りと予想したと考えられます。
休載した時期があった
『がっこうぐらし』は2017年に休載した時期があります。
休載期間としてはそこまで長くなかったものの、休載=打ち切りという連想をした人が一部いたようです。
休載した時期に、打ち切りとなると心配した人が、インターネットの検索で調べたことで、『がっこうぐらし』と「打ち切り」がセットで検索ワードに出てしまうようになりました。
実写化映画が不評
『がっこうぐらし』は2019年に実写映画化されました。
主要キャラの4人は、ラストアイドルのメンバーが演じ、慈役はおのののかさんが演じました。
漫画、アニメ版とはストーリー展開が異なるものの、基本のストーリーは同じです。
この実写化された映画版が、炎上してしまったのです。
炎上した理由は、原作が大切にしていた「日常系と見せかけて、サバイバルホラー」という展開。
実写映画版では、予告の時点からサバイバルホラー感が出ており、漫画の良さが消されてしまっていたのです。
この炎上を受けてか、動員数もあまり伸びず、不評に終わったのです。
実写映画版が不評だったことから、原作の方も打ち切りになるのではと憶測が飛び交ったようです。
『がっこうぐらし』の最終回がひどい?
『がっこうぐらし』の最終回がひどいと言われています。
打ち切りと言われた理由の一つとも考えられる、問題の最終回。
最終回がひどいと言われるのはなぜでしょうか。
まずは『がっこうぐらし』の最終回の展開について紹介します。
最終回ネタバレ
巡ヶ丘にある沼の水に、ゾンビ化を抑制する成分が含まれていることが判明。
しかし、ランダル社は事態の収束の為、ミサイルを発射しようとしています。
ゆきは、屋上でランダル社へ連絡を取り、水のことや自分たちがここにいることを伝え、ミサイル発射を阻止します。
時は3年後へ…
みーくんはパンデミックが収束した各地を一人旅。
りーさんは復興指揮の地区リーダー。
くるみは、車椅子生活となったものの、医者を目指して勉強中。
そしてゆきのは、学校の先生に。
希望を持って、それぞれの道を歩んでいくのでした。
最終回がひどいと言われる理由
『がっこうぐらし』の最終回がひどいと言われる理由は、次の2つです。
- 未回収の伏線が多い
- 打ち切りのような終わり方
それぞれ、先に紹介した打ち切りと言われる理由と被る内容ではありますが、やはり同じ理由で最終回がひどいと言われています。
最終回を迎えても、回収されていない伏線が多く残ったことで、「伏線ぶんなげ」で終わったと感じた人が多かったようです。
また、最終話に向けて駆け足で終わった感があり、打ち切りのような終わり方でひどいという意見も。
『がっこうぐらし』の最終回に対する、SNSなどの意見を調査しましたので、一部紹介します。
何か最後めっちゃ駆け足感すごくて打ち切りなのか!?
もっと丁寧に締めてもよかったのでは そのあとどうなったかはご想像にお任せします!感がすごい
がっこうぐらし確かに面白かったけど未回収の伏線多すぎてしっくりこない
確かに、終わり方に不満を持っている人は多くいましたが、ストーリーは面白かったという意見も多くありました。
ストーリーが面白く、期待された作品だっただけに、未回収の伏線や急展開な終わりにガッカリしたようですね、
『がっこうぐらし』あらすじ
主人公のゆきは、巡ヶ丘学院高等学校の学園生活部に所属する女子高生です。
同じ学園生活部には、くるみ、りーさんがいます。
ゆきは、学園生活部の部員、顧問のめぐねえと共に学校で作物を育てたり、乾パンを食べたりして楽しく過ごしていました。
平穏な生活を送っているように見えた学園生活でしたが、実は学校の外はゾンビが蔓延る荒廃した世界。
ゆき達は協力しながら、日々を精一杯生きていきます。
しかし、次第に生徒会室の備蓄食料や生活物資は尽きていき…
『がっこうぐらし』打ち切り理由は?最終回がひどい?まとめ
本記事では以下のことについてお伝えしました。
- 『がっこうぐらし』打ち切り理由は?
- 『がっこうぐらし』の最終回がひどい?
『がっこうぐらし』は伏線が未回収のまま終了し、急展開な終わりを迎えたなどの理由で打ち切りと言われていました。
しかし、実際には打ち切りではなく、しっかり完結まで描かれています。
伏線が回収されずに終わったことや急展開な終わりをしたなどの理由で、最終回がひどいという意見もありましたが、ストーリーとしては面白いと評価されています。
原作は完結となりましたが、アニメは1期で終了している為、2期を待ち望む声もあります。
今後の『がっこうぐらし』の展開に期待してみてはいかがでしょうか。