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アンネームドメモリー完結ネタバレ?最終回結末どうなる続編がある?

アンネームドメモリー完結ネタバレ?最終回結末どうなる続編がある?

2024年4月よりアニメ化される『アンネームドメモリー』

アニメ情報から原作に興味を持たれた方も多いはず。

そこで今回は、『アンネームドメモリー』完結してるのか。

最終回ネタバレも踏まえて結末どうなるのか続編があるのか?について深掘りしていきます。

本記事でわかること

  • 『アンネームドメモリー』完結ネタバレ?
  • 最終回結末どうなる続編がある?
  • 期間限定!『アンネームドメモリー』を今すぐお得に読む方法とは?

それではいってみましょう!

アンネームドメモリー完結ネタバレ?

結論から言うと、
アンネームドメモリーは完結していません。

現在も電撃の新文芸より好評刊行中です。

小説版は9巻、コミックスが5巻まで発売されており、完結していませんでしたね。

Unnamed Memory』(アンネームドメモリー)は、古宮九時によるライトノベルが原作です。

イラストはchibiが担当。略称は「アンメモ」。

2008年に個人サイト「no-seen flower」に掲載されていた小説で、2012年より「小説家になろう」でも連載を開始。

2019年1月から2021年4月まで電撃の新文芸から書籍化された。

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完結と言われている理由は?

完結と言われている理由は主に3つあります。

理由①:小説6巻で完結したはずだった

『アンネームドメモリー』がネット上で完結と言われている理由は、

一度小説6巻で完結し、最終回を迎えているからです。

2021年4月に完結しましたが、2022年2月から続編「Unnamed Memory -after the end-」として再始動しており実際には完結していませんでした。

理由②:個人サイトから「なろう」へ移籍した

『アンネームドメモリー』が最初に掲載されたのは個人サイト「no-seen flower」です。

そこから小説投稿サイト「小説家になろう」で
掲載を経て書籍化と3回に分けて掲載が分かれています。

移籍時に「完結」と勘違いしてしまった読者が一定数いた可能性がありますね。

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理由③:「なろう」で掲載が削除されている

現在「小説家になろう」では『アンネームドメモリー』は削除されています。

なろう版が読めなくなったことで「完結」と勘違いされた可能性もあります。

ちなみに、なろう版は削除されていますが、
同小説投稿サイト「カクヨム」ではまだ読めるようなので、興味がある方は検索をおすすめすます。

上記3つの要因からネットの予測変換にも「完結」と表示され、
さらに検索されたのだと思われます。

アンネームドメモリーあらすじ

厄災をもたらすとされる5人の強力な魔女が支配する時代に、強国ファルサスの王太子オスカーは、幼いころに「沈黙の魔女」にかけられた、子孫を残せない呪いを解くことを願っています。

彼は、試練を乗り越えた者の願いを叶えると噂される「青き月の魔女」ティナーシャの塔を訪れます。

塔の試練を超えた後、オスカーはその呪いが実は祝福であることを知りますが、呪術師によって定義が異なるため、解呪が困難であることを学びます。この呪いは、任意の子孫に強力な保護を与えるもので、母親がその保護に耐えられないため、それが子孫に害を及ぼします。

この呪いを解くために提示された代替案は、呪いに抗う魔力と耐性を持つ女性を見つけることです。

これを聞いたオスカーは、ティナーシャに耐えられると信じ、彼女と結婚したいと願います。ティナーシャが断固として拒否するにも関わらず、オスカーは代替案として「1年間自分のそばで生活する」ことを提案します。ティナーシャはこの提案に同意し、試練の完了としてそれを見なします。この合意は、彼らの運命を絡め合わせ、大陸の歴史を変える物語の始まりを告げます。

最終回結末どうなる続編がある?

『アンネームドメモリー』は、『このWeb小説がすごい!』全Web小説ベストランキングでは9位を獲得している。

『このライトノベルがすごい!』単行本・ノベルス部門では2020年版では1位、2021年版では3位を獲得。2020年には第5回ラノベ好き書店員大賞で単行本部門第5位を獲得している作品です。

原作は小説6巻で一度完結となっていますが、最終回はどういった結末を迎えているでしょうか。

ここでは最終6巻までのネタバレを調査しました。

「Unnamed Memory」小説3巻ネタバレ

大陸中央部にある大国ファルサス。

この国の城には最強と呼ばれるティナーシャという一人の魔女が住んでいました。

一年間の契約で王の守護者となった彼女でしたが、普段は王からの求婚を断りつつ、のんびり本を読んでいるだけ。

ある日、ティナーシャは契約者のオスカーがいないことに気が付きます。

そんな中、三人の官女たちに「お願いがあります」と話しかけられるティナーシャ。

一方、王は来客を迎えていました。

ティナーシャは王の従者であるラザルに事情を聞くことに。

王が来客として迎えているのは東の国メンサンの貴族筋のソアノス公、影響力が大きい為、急な来訪でも対応せざるを得ないと聞かされます。

ソアノス公の娘はあちこちで装飾品を買い付けており、女官の一人の実家から首飾りを買い取ったそう。

しかし、その首飾りは女官が祖母から贈られるはずだった物で、手違いで売却されたことが判明。

事情を説明し、返却をお願いするもソアノス公の娘は首を縦に振らず、女官は諦めるしかなくなりました。

女官のお願いとはその首飾りを取り戻すというもの。

ティナーシャは謁見の間にラザルと一緒に足を踏み入れます。

ティナーシャはソアノス公に挨拶をし、「婚礼の際に見に着けると一生の幸福が約束されるという首飾りが欲しい」と話します。

ソアノス公の娘エレーゼは「どうしてその品をお求めなのでしょうか?」とティナーシャに質問。

その後、色々と押し問答はあったものの、エレーゼは例の首飾りを渋々差し出しました。

官女に首飾りを手渡すと、官女は涙を滲ませてお礼を言いました。

控室に戻った女官は、ティナーシャが首飾りを取り返してくれたことを話し、ティナーシャが恐ろしい魔女ではないことを実感。

女官はが首飾りを箱にしまおうとしていると、一人の若い女官の視線を感じます。

声をかけるとその若い女官は「短い間だけどよろしく」と怪しい笑みを浮かべるのでした。

その後、「呼ばれぬ魔女」の異名を持つレオノーラがオスカーを狙う刺客として登場。

ティナーシャとオスカーでレオノーラを倒します。

そして2人はいよいよ結婚式を挙げることに。

しかし魔道具によってオスカーは400年前へ飛ばされてしまいます。

そこで出会ったのは幼き日のティナーシャで…

「Unnamed Memory」小説4巻ネタバレ

無残な有様となった中庭にいる、意識が朦朧としたティナーシャ。

ティナーシャは精霊の名を呼んでみるも返事はありません。

さらにティナーシャは「オスカー」と彼の名前を呼ぶと「誰を呼んだ?まだ助けが来るのか?」と男は言います。

オスカーはティナーシャを助けるため、自分自身を犠牲にし、焼失。

男は「聞かせろよ、せっかくだから楽しませろ」と言いますが、ティナーシャは目を閉じ眠りにつくのでした。

場面は変わり、大国ファルサスの王太子は、従者であり幼馴染でもあるラザルと魔法士のドアンを連れて「魔法の国トゥルダール」をお忍びで訪れていました。

王太子には世継ぎができない呪いがかけられており、十五年もの間、呪解の手立ては未発見。

そこで「魔法の国トゥルダール」を訪れたのです。

トゥルダール国王のカルステに広間へ案内された一行は、呪いについて事情を説明。

国王は「まず解くのは不可能だが、魔力に強い女性を母体にすれば出産に耐えられるかも」と話します。

そして国王に案内され、城の地下へと進みます。

いざ扉を開けて進みますが、ラザルとドアンは見えない壁に激突。

扉には結界が張られていたようで、王太子一人で先に進むことに。

中へ進み、さらに扉を開くと、そこには巨大な赤いドラゴンが眠り、その上に赤い髪の少女が座って本を読んでいました。

少女は王太子を見て「あれ、1年早いよ」と言い、ドラゴンを起こします。

ドラゴンは鷹サイズに変身し、王太子の腕へ。

そしてさらに奥にもう一つ扉が現れ、少女は「どうぞ、世界に二つとない至宝よ」と言います。

扉の中には緑の庭があり、さらに奥には寝台があり、一人の少女が眠っていました。

ただただ美しいその少女に触れようとすると、そっと瞼が開き、少女は起き上がり…

少女は腕を王太子に伸ばし、その手を王太子の首に巻き付け「オスカー…」と囁いたのです。

自分の名前を呼ばれたことに驚いたオスカーは「何者だ、なぜ名前を知っている」と問いただします。

彼女は悲しそうな表情を見せますが「名前はあらかじめ伺っていました」と回答。

「貴方が来てくれたということは今はファルサス暦五百二十七年ですか?」と少女は尋ねます。

オスカーが五百二十六年と答えると「あれ?1年前?」とまたしても1年前というワードが。

少女は立ち上がろうと草の上に尻もちをついてしまいます。

オスカーは少女を抱き上げ少女の名前を聞くと「ティナーシャと申します、初めまして」と答えるのでした。

2人の関係は白紙に戻ってしまい、さらにティナーシャは半年後に王位を継ぐことになってしまい…

「Unnamed Memory」小説5巻ネタバレ

ファルサスの城内を歩くティナーシャの元へ2人の魔法士が駆け寄ります。

ティナーシャはファルサス国王にかけられた、子ができない呪いを解こうとしています。

大陸に3人しかいないとされている魔女にティナーシャが対抗できる理由は2つ。

一つ目は、ティナーシャ本人がかつてのトゥルダール女王であること、二つ目は少女時代に同じの呪いが無効化されているのを見ていること。

400年後から現れ、ティナーシャを救って焼失してしまった人物が現ファルサス国王として生きており、ティナーシャに関する記憶は失っています。

ティナーシャは自分がその呪いを解かなければと決意。

ティナーシャが一人で魔法の法則についてつぶやいていると、魔法士の一人のシルヴィアが「今日の園遊会、陛下のお妃選びなのではと噂が流れている」と話します。

立ち去ろうとするドアンに、ティナーシャは「その話詳しく聞かせて」と言います。

園遊会は、城都の商人や職人たちを招くもので、親の手伝いでついてくる女の子たちにとっては見初められる絶好のチャンスと噂になっているそう。

シルヴィアはティナーシャも園遊会に参加するよう勧め、ティナーシャは変装して参加することに。

園遊会が始まり、王が登場し、テーブルを周り始めます。

女の子たちは期待に胸を膨らませており、一人の少女が案内を申し出たことで次々と娘たちが集まりだしてしまいました。

この場を離れようとしたとき、オスカーは木の陰に座っている一人の少女を発見。

なぜか目を奪われたその少女を指名し、城を案内することに。

2人で並び椅子に座るとオスカーは「なんだこれ、どうなってるんだ」と少女の頬をつねりました。

オスカーにはその少女がティナーシャであることがバレていたのです。

そしてオスカーからティナーシャに貝細工が渡され、ティナーシャは感謝。

オスカーはそのまま草の上で仮眠を取ろうとしたため、ティナーシャは自分の膝で眠るよう言います。

オスカーは戸惑いながらもティナーシャの膝に頭を預け、目を閉じます。

オスカーを膝枕しながらティナーシャは解呪の最後の欠片について不意にひらめき…

後日、解析を終了させたティナーシャは夜解呪を行うことを宣言。

ティナーシャの即位まで一週間もなく、本当にギリギリでした。

夜、ティナーシャはオスカーの部屋を訪れ解呪を開始。

無事、呪いは解かれ、約束通りティナーシャは国に帰っていきました。

後日、ティナーシャの即位式が開催され…

オスカーはティナーシャに求婚しますが、呪いの根源である沈黙の魔女が実はオスカーの祖母であったことが判明したのでした。

「Unnamed Memory」小説6巻ネタバレ

即位してから1年、幾度となくティナーシャは暗殺者に襲われてきました。

そして今回も、ティナーシャは暗殺者たちを倒し、一人残った男に「不意をつけば倒せると思いました?」と問いかけます。

その男は、前王の時代から使える重臣の一人。

「化け物がっ」と言い攻撃体制に入る男の頭を、ティナーシャは一瞬ではじけ飛ばします。

そこへ女官がやってきて「ファルサス王家のお客様がいらっしゃっています」と知らせにきます。

ティナーシャは精霊に後片づけを頼むと、広間へ。

広間にはティナーシャの父親ぐらいの年齢の男が待っており、その男はファルサス現王の異母兄で、魔法文化を取り入れるため進学に来たそう。

男は「土産話をしましょう」と言い、アカーシアについての言い伝えを話し出します。

ティナーシャはその冗談のような話に苦笑いし、「そんなまさか」と返答。

そして、アカーシアと引き換えに力を失ったという言い伝えの王妃の名は「ディアドラ」と知るのでした。

場面は変わり、ティナーシャは執務机に向かっていました。

魔法の眠りの力でオスカーのいる400年後に来たティナーシャ。

オスカーから求婚されたティナーシャは、退位後オスカーと結婚することが決まっています。

そんなティナーシャにトゥルダール前王の息子のレジスは「在位期間を少し削りましょうか」と提案。

ティナーシャはその意見に賛同し、婚礼衣装ができたら退位の準備を始めることを告げます。

一方、オスカーはラザルから「聴くと死ぬ歌」の話を聞かされます。

そして、オスカーは実際にその歌を聞きに行こうと提案し、すぐに行こうとしますが、そこへティナーシャが現れます。

ティナーシャは「私もお手伝いします」と言い、2人は娼館へ。

娼館の主人に会い、人が死んだのは歌い手の女性ではなく、シモンという男性の仕業だということをティナーシャは見破ります。

シモンは呪歌で自分の村が滅んだという話を始めました。

3年前、隣国ガンドナよりさらに東にある大国、メンサンの片隅にあったシモンの村。

村一番の歌い手だったシモンの妹は、ある日森で一人の男と出会い「人を殺す歌を教わった」と言って、部屋に引きこもってしまったそう。

やせ細ってしまった妹を見て、シモンは森へ男を探しに行きました。

しかし男には出会えず、村へ帰ると村は炎に包まれており、遠くから微かに妹の歌声が聞こえて…

シモンは自分を助けてくれたクラーラに恩返しをするために人を殺していたと自白。

ティナーシャは出かかった言葉を飲み込み、オスカーに「任せますよ」と言いその場を去りました。

2人の結婚式も徐々に迫る中、「過去改竄の呪具エルテリア」を破壊するため、ヴォルトという魔法士が陰で動いていたのです。

ヴォルトはティナーシャを脅しエルテリアを破壊させようとしますが、すんでのところでエルテリアが発動。

オスカーとティナーシャは再構築された世界で再び出会い…

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最終回その後の続編がある?

『アンネームドメモリー』は、6巻で完結していますが、2022年2月から続編「Unnamed Memory -after the end-」として出ています。

あらすじは以下の通りです。

歴史を改竄する呪具エルテリアを破壊したオスカーとティナーシャ。書き換えられた歴史が全て元に戻された世界で再び出会い、恋に落ちた二人だが、彼らは残された九つの呪具を破壊するという使命が与えられ――。

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「Unnamed Memory-after the end-(続編)」小説1巻ネタバレ

オスカーとティナーシャは結婚式の祭壇の前で向かいあっていました。

ティナーシャは「400年生きた中で今が一番幸せですよ」と想いを告白。

そして2人は誓いのキスを交わすのでした。

王の結婚から9年後、5歳になる王女フィストリアは、寝台に寝たままのティナーシャを不安げな顔で見つめます。

ティナーシャは、ファルサス城内に侵入した狂言者の集団が「負の穴」を開こうとして、それを防いだティナーシャは禁呪にあてられ意識不明に。

ティナーシャは夢の中を彷徨っていました。

夢の中で少女に話しかけられ、「お前たちはこの世界が作りし対抗呪具だ、全ての呪具を排すまで戦い続けろ」という託宣を受けます。

ティナーシャが目を覚ますと、精霊のミラが声をかけ、事情を説明。

ティナーシャは夢の出来事を明かすことなく、十二年後、人としての死を迎えたのでした。

ティナーシャが亡くなってから4年後、オスカーは妻を死なせてしまったのは自分だと後悔していました。

それからオスカーは変な夢を見るように。

夢の中で、誰とも知れない男に「君たちは死んだとしても魂が世界に溶け入ることはできない、人を逸脱した異物として漂い続ける」と言われるのでした。

ティナーシャにもう一度会いたいと思っていたある夜のこと、オスカーは窓の外に気配を感じます。

そこにはフィストリアにそっくりな少女の姿が。

オスカーが「魔族になったのか?」と聞くと少女は「魔族がいちばん早く生まれられたから」と答えます。

少女は記憶はないようだが、オスカーに会いたいという気持ちは持っているよう。

そしてオスカーは少女がティナーシャの生まれ変わりであると確信し、強く抱きしめたのでした。

その後、少女は時間をかけて、何度か体を作り替え、大人の姿と元の記憶を取り戻します。

オスカーは、ティナーシャと子どもたちを連れて城にある地底湖へ行き、湖からもう一振りのアカーシアを取り出し…

オスカーとティナーシャの婚姻から33年後、オスカーの葬儀が行われていました。

実際にはオスカーは死んでおらず、死を偽装してティナーシャと呪具の探索に出ることに。

しかし、小匣を巡る争いの中でティナーシャを庇いオスカーは死亡。

オスカーが転生するまで90年、ティナーシャは孤独と喪失感に耐えます。

そして、ラジュとして転生したオスカーとティナーシャは再会し…

「Unnamed Memory-after the end-(続編)」小説2巻ネタバレ

うずくまって頭をかかえる小さな城の主に冷ややかな目を向ける黒髪女。

昨日まで町の薬師だった彼女は、その美しい容姿から「魔女なのでは」と噂されていました。

領主の男も、その評判を聞き、城の宴に黒髪の女ことティナーシャを招いたのです。

その後、隣の領主が裏で手を引いて民の不安を煽っていたことが判明。

民は城に向かっており、さらに城内には隣の領主が送りこんできた暗殺者と戦闘部隊が侵入してました。

「籠城だ、籠城しろ」と領主が叫び、駆け出した伝令に矢が射られ、階段下にいた男が矢を剣で弾きます。

ティナーシャはその男に「どうします、オスカー」と声をかけると、オスカーは「籠城で時間を稼ぎ、非戦闘員を脱出させ、領主の謝罪と話し合いが理想」と回答。

オスカーは一人で隣領地の部隊がうろつく城内へ。

突然現れて暗殺者を倒し始めた2人を見て、領主は「お前たちは何者なんだ」と問います。

女は「さあ?人ではないことは確かでしょうね」と答えるのでした。

二カ月ぶりに屋敷に戻ってきたティナーシャとオスカー。

2人は久々の自宅でゆっくり時間を過ごし、これまでの呪具を壊す旅を振り返ります。

呪具を壊す以前に探し出すことの方に手こずっているものの、これまで4つを壊して、残す呪具は8つ。

大陸全土から情報を集めるも、大半がただの偽物で、なかなか呪具に辿り着けないでいるのです。

ティナーシャとオスカーはこれまでのことを話し、2人の時間をゆっくり過ごしました。

場面は変わり、城の敷地内に建てられた細い尖塔の中に小さな部屋に一人の少年と母親がいました。

母親はどこか遠くを見つめ、微笑むと、魔力が詰まった歌を歌い出します。

少年が10歳になった時、母親は塔から首を出して自身の魔法の力で首を斬り落として死亡。

塔から初めて出た少年は、母親が望まぬ結婚をしたこと、他にも兄、弟、妹がいることを知ります。

34歳になり、利き手を痛めた兄に変わり王位を継いだ彼は、母の歌の幻聴に苦しめられていました。

ある日、彼は一軒の店に入っていく第二十一代王の妃の姿を発見し、その女を連れてくるよう家臣に指示。

捕らえられたティナーシャは、城の奥で自分を捕らえたディスラルと相対します。

ティナーシャはディスラルが呪歌にさらされていること、蓄積された呪詛が半ば以上精神と溶け合っていることを指摘。

毅然とした態度を取り続けるティナーシャに、「どこまでその姿勢を覆さないでいられるか見ものだな」と言い、アカーシアを抜いてアカーシアに斬りかかります。

変わり果てたティナーシャの姿を見たオスカーは感情を失ってしまうのでした。

「Unnamed Memory-after the end-(続編)」小説3巻ネタバレ

遥か昔に埋没した遺跡を盗堀屋の男たちが探索し、小さな一つの部屋に白骨死体を発見。

その白骨死体の胸には真白い槍が深々と刺さっていたのです。

場面は変わり、2人の男女が街道近くにある戦火の爪痕がまだ色濃く残る街を歩いていました。

西の大陸出身の彼らは「逸脱者」と呼ばれる存在。

初めてこの大陸を訪れてから百年、2人は再び世界外から外部呪具を探そうとしていました。

女の名前はティナーシャで、夫の名はオスカー。

数十年前にこの地の領主が建てた城館は、ある武装集団が占拠しており、賞金付きの討伐依頼が出されていました。

2人が崩れた橋を飛び越えると、矢が放たれます。

さらに横から少年がティナーシャに短剣を突き立てますが、ティナーシャは難なくかわし、少年を捕獲。

敵の攻撃をよけながら少年を抱えたまま走る2人を少年の兄が追いかけます。

少年と少年の兄を眠らせると、2人は武装集団を1時間もかからず制圧。

その後、2人は報酬を受け取り東の大陸に購入した屋敷に、城館で出会った2人の少年を連れて帰宅しました。

ティナーシャとオスカーを警戒する兄でしたが、「人を探すために城にいた」と事情を話します。

そして場面は兄弟の過去の話へ。

兄はロツィという名で、2人にはもともと血縁関係はなく、2人とも孤児だったそう。

ノノラという姉のような存在の少女と一緒に2人の男に拾われ生活。

2人の男は盗掘屋ではあったものの、悪人ではなく、善人でした。

貧しくも家族5人で旅をしながら生活していた中、男たちは「大きな儲け話がある」と2人で出掛けてしまい、そのまま行方不明に。

さらにノノラも「様子を見にいく」と行ったきり帰ってきませんでした。

ロツィは弟を連れて3人が向かったであろう場所へ。

しかしその場所は子ども2人が長くいれるような治安の場所ではなかったため、家族を見つけるための力をつけるためだったと説明します。

ティナーシャとオスカーは、自分たちが少年たちの家族を探し、剣を教えると約束します。

少年たちは街で普通の暮らしをするよう援助もすることに。

七年の月日が流れた頃、ティナーシャとオスカーは、「幸福な街」の噂を耳にして…

「Unnamed Memory-after the end-(続編)」小説4巻ネタバレ

魔法大陸アイティリスの西部の深い森の中に、一軒の屋敷が建っています。

そこにはかつて大国の王だった男と、彼に嫁いだ魔女が人ならざる存在となり、住んでいます。

かつて時間を巻き戻す世界外の呪具がありましたが、その呪具は破壊。

彼女が最初に生まれてからは約千百年の時が経過しようとしています。

何度か死を迎えた彼女ですが、生きていたころの記憶は全て覚えています。

「オスカー」と彼女は呟く…

場面は変わり、砂浜を踏みしめた女は「地面だー!」と両手を大きく挙げて喜びを表します。

そんな彼女の隣には夫が。

「オスカー!」と女は夫の首に飛びつきます。

呪具を破壊する旅を続ける2人が魔法大陸アイティリスを出発したのが半年前。

魔法大陸と東の2つは、七百年かけて捜索したが、呪具は見つからなかったのです。

オスカーとティナーシャは宿を探し、集落を発見。

「この町は滅びてますね」とティナーシャが言い、別れて探索することに。

しばらく探索したのち、ティナーシャとオスカーは合流します。

ティナーシャは「放棄されてからおおよそ数百年って感じ、五百年以上は経過しているかと」と結論。

そして、気になるものを見つけたといい、オスカーを森の中まで案内します。

そこには家一軒がすっぽり入るほどの大きい穴が地面に空いていました。

ティナーシャが穴の中を照らずと、中には大量の骨が。

異様な光景に驚いたオスカーは、頭蓋をいくつか取るようティナーシャへ頼みます。

調べるとその頭蓋は全て子どものものであると判明。

2人は穴を埋めることにします。

そこから再び人里を探し始めた2人でしたが、結局見つけることはできませんでした。

行き詰った2人は祭祀都市であったであろう廃墟の環境を整え、しばらく定住することに。

そんな中、オスカーの前に言葉が通じない小さな少女が現れ…

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まとめ
アンネームドメモリー完結ネタバレ?
最終回結末どうなる続編がある?

本記事では以下についてお伝しました。

  • アンネームドメモリー完結ネタバレ?
  • 最終回結末どうなる続編がある?
  • 期間限定!『アンネームドメモリー』を今すぐお得に読む方法とは?

アンネームドメモリーはまだ完結していませんでした。

しかし一度完結して最終回を迎えています。

そこから続編が出ていることが判明しました。

最終回ネタバレを調査していましたが、続編も面白いと好評なので、

結末がどうなるのか、またわからなくなりましたね。

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