『ありふれた職業で世界最強』漫画は打ち切り？原作も完結してる？

『ありふれた職業で世界最強』は、「小説家になろう」で連載されていた人気作品です。

そんな人気作品の『ありふれた職業で世界最強』の漫画には打ち切り説が…

漫画版は本当に打ち切りになったのでしょうか。

また、原作の小説も完結しているのか気になりますよね。

そこで今回は、『ありふれた職業で世界最強』漫画は打ち切り？原作も完結してる？ について解説します。

本記事でわかること

『ありふれた職業で世界最強』漫画は打ち切り？
原作も完結してる？
原作結末ネタバレ

Table of Contents

『ありふれた職業で世界最強』漫画は打ち切りになった？

結論！

打ち切りになっていない

結論から申し上げると、『ありふれた職業で世界最強』の漫画版は打ち切りになっていません。

元々、小説投稿サイトの「小説家になろう」で連載されていた『ありふれた職業で世界最強』。

書籍化された後、漫画版が発売されました。

2016年から漫画版の発売が開始し、2024年8月時点で14巻まで発売されています。

では、なぜ『ありふれた職業で世界最強』の漫画版に打ち切り説が流れたのでしょうか。

次からは、打ち切りと言われた理由について紹介します。

打ち切りと言われてる理由は？

『ありふれた職業で世界最強』が打ち切りと言われた理由は、一つずつ紹介していきます。

漫画版5巻の発売が遅れた

打ち切りと言われた理由の1つ目は、ストーリーの進行速度が遅いこと。

単行本は14巻までの時点で120日（4ヶ月）〜274日（9ヶ月）の間で最新巻が発売されています。しかし単行本5巻だけ305日（10ヶ月）経過しています。

漫画版は発売日にかなりバラつきが見られますね。

『ありふれた職業で世界最強』の漫画は、原作小説版に忠実に描かれています。

物語の進行上、必要な展開である場合がほとんどなのですが、ストーリー展開や発売が遅い為、「このまま打ち切りになるのでは」と一部の読者が感じたようです。

WEB版が完結

「小説家になろう」で連載されていたWEB版は2015年10月31日完結しています。

配信が始まったのが2013年11月7日のため約2年更新したことになります。

web版が2年で完結したことを受けて「打ち切りにしたのでは？」と噂された可能性があります。

実際は書籍版1巻が2015年6月25日に発売されていることから、web版から書籍版へ移行したのではないかと推察できます。

ちなみにweb版は「ありふれたアフターストーリーⅥ」「異世界旅行編プロローグ」など2024年8月31日時点でも更新されていますね。

作者死亡ワード

インターネット上で『ありふれた職業で世界最強』と検索すると、「作者死亡」というワードが予測変換に表示されます。

これはただの噂であり、作者の白米良さんは亡くなっていません。

ライトノベルの作者は度々死亡説が流れる為、白米良さんの場合もその流れに乗ってしまったよう。

また、白米良さんはSNSなどをしていない為、噂がひとり歩きしてしまった可能性が高いです。

この予測変換を見た方が、「作者死亡で打ち切り」と勘違いし、打ち切りの噂が広まったと考えられます。

アニメ5話の後総集編が放送された

『ありふれた職業で世界最強』は、アニメ化しています。

アニメ1stseasonの5話の次の話で、総集編が「Episode.05.5」として放送されたのです。

早い段階での総集編が放送されたことで、アニメの打ち切りの噂が「原作打ち切り」へ飛躍してしまったのではないでしょうか。

その噂を見た読者が「アニメが打ち切りになったら漫画も打ち切りになるのでは」と心配したようです。

『ありふれた職業で世界最強』原作も完結してる？

『ありふれた職業で世界最強』の原作小説（WEB版）は、2015年10月31日にエピローグが投稿され、完結。

書籍版は、13巻が最終巻となっています。

書籍版に関しては、本編の前史として書き下ろされた外伝『ありふれた職業で世界最強・零』も並行して発売され、全て合わせると全20巻となります。

『ありふれた職業で世界最強』は何巻まで発売されてる？

現在の発刊巻数

小説：全20巻（本編13巻+零6巻+短編集1巻）
マンガ：全29巻（本編14巻＋零8巻＋スピンオフ7巻）

※2024年7月までの情報です

書籍版はオーバーラップ文庫より、2015年6月～発売、表紙のイラストはたかやKiさんが担当しています。

漫画版は2016年12月～発売開始し、本編と零、スピンオフ作品が発売されています。

漫画版の本編は2024年8月時点で連載中です。

『ありふれた職業で世界最強』漫画最新巻はいつ発売される？

予想

2024年09月23日頃発売予想

『ありふれた職業で世界最強』の漫画版最新巻となる15巻は、2024年9月23日頃の発売と予想されます。

その理由は、4ヶ月～10ヶ月の間に次の巻が発売されています。

最新巻となる15巻の前巻の14巻は2024年5月24日に発売。

次の巻までに長く空いた時期もありますが、直近の2巻が約4ヶ月のスパンで発売されていることから、最新巻の15巻も4ヶ月後の9月頃になると考えられます。

『ありふれた職業で世界最強』作品情報

『ありふれた職業で世界最強』	情報
著者	白米良
雑誌	オーバーラップ文庫（オーバーラップ）
連載開始日	「小説家になろう」2013年11月7日～書籍版2015年6月～
受賞歴	特になし
ジャンル	異世界ファンタジー、なろう系
累計発行部数	2024年3月時点で電子版を含めたシリーズ累計部数は600万部突破

最終回結末で地球帰還する？

結末予想

主人公のハジメ達は地球帰還する

結論から述べると、主人公のハジメ達は地球に帰還します。

原作の結末では、ハジメ達は地球に帰還することはできませんでした。

地球に帰還できなかったのは「導越の羅針盤」と「クリスタルキー」を作る材料がなかった為。

その為、ハジメとクラスメイト達は地球に帰還できず、本編を終えます。

本編終了後の番外編である『ありふれたアフターストーリー』にて地球に帰還した後のハジメの様子が描かれます。

漫画版では、地球に帰還したハジメまでが結末として描かれると予想されます。

アニメ3期からの各巻ネタバレ（小説）

アニメ3期以降の漫画版はまだ発売されていないため、ここからは小説の内容をネタバレを含めてお伝えします。

アニメ3期は小説7巻からとなりますのでネタバレにご注意ください。

小説7巻ネタバレ

ハジメ一行は神山での戦いを終え、リリアーナたちを伴い飛空艇“フェルニル”で帝都を目指す冒険の道中、同行する光輝がハジメの「力の使い方」に悩む場面から始まる。彼らは旅の途中、帝国兵と戦うハウリア族と遭遇し、魔人族と帝国兵に侵攻されたフェアベルゲンの厳しい現状を目の当たりにする。帝国に着いたハジメは「彼ら」の陰謀を知り、カウントゼロで動き出す時が迫ることを悟る。

今巻では、帝国を巡る冒険が一段落つき、ハウリア族がシアの願いに応え、奴隷解放を目指して帝国に立ち向かう。その中で、ハウリア族はハジメの援助を受けながらも、帝国を圧倒する力を見せつける。しかし、その平和も束の間、魔王国からの神の使徒五百体が援軍として現れる。

物語はハウリア族とハジメの成長を中心に展開し、彼らがどのようにして難敵を退け、帝国と魔人族の脅威から生き延びるのかを描く。ハウリア族は、ハジメの助けを得て帝国の皇帝を捕え、一冊の大活躍で物語を締めくくる。

この巻での冒険は、ハウリア族が自らの矜持を示すために戦い、ついには帝国の混乱を利用して皇帝暗殺に成功するまでを描く。彼らの戦いは、単なる力の見せ場ではなく、自らの領域で敵を引き込み、計画的に制圧する知略と戦術の勝利だった。物語は最後に、ハウリア族とハジメたちが新たな脅威にどう立ち向かうのか、次なる挑戦への布石を残しつつ、一時の平和を享受する場面で幕を閉じる。

小説8巻ネタバレ

ハジメ一行は「ハウリアの乱」を終え、フェアベルゲンに帰還し、歓迎される亜人たちの中で新たな一歩を踏み出す。彼らは、七大迷宮の一つ「ハルツィナ樹海」に挑戦する決意を固める。

この迷宮では、仕掛けによりメンバーが偽物と入れ替わるという未曾有の試練に直面し、次々と襲い来る試練に立ち向かう。途中、一体の無防備なゴブリンが現れるが、これが彼らにとっての大きな試練の一つとなる。

ハジメはユエとの特別な絆を深める一方で、シアとの関係に新たな章を刻む大きな転機を迎える。勇者たちの中で、特に雫が魔法習得の功績を上げるなど、困難ながらも前進する姿が見られた。

一方で、魔人側は静かにしているわけではなく、裏切りの勇者恵里と共に新たな脅威を生み出していた。

最後の迷宮への道が開かれる中で、ハジメたちは様々な試練を乗り越えながらも、絆を深めていく。ティオの存在感も際立ち、彼女の魅力に次第に引き込まれていく。

エピローグでは、ハジメが故郷に帰る手掛かりを手に入れ、シアの念願も叶えることができた。これまでの冒険が彼らの心にどれだけの変化をもたらしたかを象徴するような、ほのぼのとした終わりを迎える。

そして、ハジメとシア、そして他の仲間たちが、未来は絶対ではないという希望に満ちた言葉を胸に新たな旅立ちを迎えるのだった。

9巻ネタバレ

ハジメたちが氷と雪に覆われた最後の大迷宮、氷雪洞窟に挑む物語。故郷への帰還の手がかりを得た彼らは、新たな力を携え、極寒の迷宮に挑みます。

氷面鏡の迷路や奇怪な囁き声に悩まされながらも、ハジメは自己との対峙を迫られます。

一方、仲間たちと分断された雫は、偽りの自分との対面を迫られ、自らの内面と向き合うことに。彼女の心は真実に直面し、決壊の瀬戸際に立たされますが、そんな中、ハジメが颯爽と現れ、彼に対する深い感情を自覚させられます。

雫の内面の葛藤と成長が特に印象的で、これまでの彼女とは異なる一面を見せることで、彼女への感情も一層深まります。ハジメとのやり取りからは甘酸っぱさが際立ち、彼女が遂にハジメに陥落する瞬間は、親友である香織を含む周囲のヒロインズもその変化に気づきつつあります。物語は彼女たちの微妙な感情の動きを巧みに描き出し、読者に深い共感を誘います。

冷気地獄を舞台に展開するハジメとドッペルゲンガーとの戦い、そして雫を中心に繰り広げられる心の葛藤は、他のキャラクターたちの心情にも光を当て、彼らの人間性を浮き彫りにします。

最後には、雫がハジメとの関係を通じて自己受容に至る道を歩むこととなり、彼女の苦悩と成長が物語全体に深みを加えています。

この物語はただの冒険譚ではなく、自己発見と人間関係の複雑さを織り交ぜながら、最強と称される異世界ファンタジーが新たな領域へと誘います。ハジメたちの未来に何が待っているのか、その一歩一歩が重く、心揺さぶる旅路となっています。